「鶴峠を越えろ!」憶えてますか?

4年前のあの日も蒸し暑い夏の一日でした。
麦草練(麦草峠アタックの練習)ということでミキさんがBDメーリングリストに投稿した企画、「鶴峠を越えろ!」に参加しました。予め企画の段階で上級者向けの峠だと知らされてましたが、この峠アタックに合格しなければ麦草峠を越える実力なしと言われており、麦草峠にどうしても挑戦してみたった我々二人は恐る恐る参加宣言を出したのでした。集合場所の上野原駅に到着して集まった顔ぶれを眺めてみると、健脚で知られるアスリートばかり。あちゃー。出発前から心臓バクバクさせつつ駅を出た直後に現れる長い激坂に呆然とし、その後の九十九折の坂道との激闘は生涯忘れることはなさそうです。
美ヶ原峠を別にして、私の中でもっとも苛酷な峠第一位はこの鶴峠が認定されてます。
鶴峠以前に経験してた箱根峠や、風張峠(これもミキさんによる企画)、ヤビツ峠は散々上った後にお楽しみの長い下り坂が待っているタイプの峠でした。峠とは全てそういうものと思い込んでたところ、鶴峠の中盤からは厳しいアップダウンの繰り返しが永遠に続くようで、お楽しみの下りはゼロだったように記憶しています。精神的ショック大きかったなぁ。頑張ったご褒美がなかったのですもの。テクニックを使ってのアップダウン攻略法に長けてなかった私は体力が次第に奪われ、足が回らないどころか足を攣る痛みに耐えなければなりませんでした。ようやく峠を脱し、奥多摩湖に到着してホッとしたところで、幹事のミキさんに夕方から用事が出来たとかで、奥多摩湖を周回する温泉までの道のりをバンバン飛ばし始めました。すっかり足が売り切れ状態となってた私は当然付いて行くことができません。必死の思いでペダルを踏み込んでも前を走るいっとくさんの背中が次第に遠ざかっていく時に感じた焦燥感、辛さ、惨めな気持ちは初めて味わうものでした。この時後方より、かぜはるかさんといまむらさんが温かくサポートして下さったのが嬉しかったっけ。
いやーーー、若かったね。熱かったね、あの夏。

ミキさん、赤いポケットロケット。おのさんと吉田さんのビューポイントコンビ、足攣ってる私を置いてったー。がるる。さいごんさんのdahon speed pro(?)といいづかさんのスピードドライブ搭載のスーパートレンクルは出だしからマシントラブルに見舞われるも追いついてきた。すご過ぎるぅ。いまむらさんのAir Friday。かぜはるかさんのロード。いっとくさんのアマンダ(?)。小十郎さんのミラノ。こぐさんのBD1W。桑原さんのBD1。Kitさんのロード。
(あ)さんのBD-3。(た)のPacific-18。

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コメント(2)

きさ :

およよ、奥様この夏は再び峠に燃えるのかしらん?

(あ)さんのblogにコメントがつけられないので(テスト投稿以降の分がダメみたい)コチラに失礼します。
高級食材>406号はグルメですね~。ステキなレストランでディナーが食べられますね。
まだまだガソリン代は上がりそうだし、ホントに頭が痛い~>2頭飼いきさ家

@nak(あ) :

きささん、ごめんなさいでした。Blog弄っていたらおかしくなっていました。修復しました。
高級ディナーもそうですが、つい「1/nクルーソー」なんて計算してます。え、クルーソー??(苦笑)

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このページは、@nak(た)がAugust 4, 2006 12:18 AMに書いたブログ記事です。

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